山形県酒田市立

松山中学校

Matsuyama Junior High School
     
3.ゼラニウム、マリーゴールド、コナラ、ドングリ
ゼラニウム
2009/10/02
ゼラニウム

 挿し木で殖やす事ができる、強い植物です。本校のは赤色だけですが、白やピンクもあるようです。個人的には匂いが少し苦手でしたが、最近ではエッセンシャルオイル(精油)として重宝されているようです。「バラに似た、甘いグリーンフローラルの香りが気持ちをホッと落ち着かせ、心身のバランスを整える。」そうです。
 原産地は南アフリカ、花言葉(赤)「君ありて幸福」少しゼラニウムさんの見方が変わりました。
マリーゴールド
2009/10/02
マリーゴールド

 キク科の植物で、和名は「千寿菊」。または葉が孔雀の羽に似ていることから「孔雀草」とも呼ばれています。大型のアフリカン系、小型のフレンチ系がありますが、最近はさらに小輪のメキシカンがあります。独特の匂いで、防虫効果があるといわれています。本校では3年技術の授業で育てています。花言葉は「健康」「希望」。松中生にぴったりですね!
 マリーゴールドは、「聖母マリアの祝日」に咲いていたので「マリア様の黄金の花」とも呼ばれています。
コナラ(小楢)
2009/10/02
コナラ(小楢)

 本校の校地に隣接して生い茂っています。樹皮は縦に不規則な裂け目があり、葉っぱは卵形でギザギザ。右に示す「どんぐり」の形状から「コナラ」と判別しました。どうでしょうか?
 コナラは豊かな里山を形成し、日本人は古より薪やキノコ用材に利用してきました。ドングリは熊やリスなどの食料になります。昨年は「熊出没」で一時下校指導まで行うほどでしたが、今年はどうでしょうか?山中でどうかおとなしく、豊作のドングリをゆっくりと味わっていて欲しいと願うばかりです。11月には紅葉で目を楽しませてくれることでしょう。自然の恵みに感謝!であります。
ドングリ(団栗)
2009/10/02
ドングリ(団栗)

 ブナ科のクヌギ・カシ・ナラなどの果実の総称で、日本人は玩具の材料にしたり、童謡で歌い継ぐなど、とても親しみを感じてきました。ドングリは木の種類によって形が微妙に違いますが、並べて比較した場合、ほぼ同じであることから、抜きん出たものが存在しない集団を指して、「団栗の背比べ」とたとえられたようです。縄文時代は渋抜きをして食用にしていたと考えられています。リスなどが越冬用の食料として土に埋め、春までに一部が余って食べ残され、それが親植物から離れた地点で発芽して新世代の植物となるとのこと。人類誕生のずっと以前から、ドングリの「いのちのバトン」はつながっています。今年は何故か豊作のようです。
 
本校ホームページの情報および著作権は、酒田市立松山中学校に帰属します。
ページ中の記事や画像の無断転載、二次利用を禁止いたします。