
2009/10/07 |
ヒカゲイノコヅチ(日陰猪の子槌)
お馴染み「くっつき虫」です。ヒカゲイノコヅチとヒナタイノコヅチがあって、花穂がギュッと詰まって全体に毛深いヒナタイノコヅチに対して、こちらの花穂は隙間があって、殆ど毛は目立ちません。単にイノコズチと言うと、このヒカゲイノコヅチを指すようです。校舎東側の土手に群生していました。秋の夕暮れ、外で遊んで帰宅すると、衣服にビッシリ付いていて、とるのが大変だったことを思い出しました。漢方では牛膝(ゴシツ)とよばれ、大切な生薬だそうです。
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 2009/10/07 |
クジャクソウ(孔雀草)
キク科の植物。秋の花壇で 2 cm
くらいの小さな花をたくさんつけている様が,孔雀が羽を広げたときのようなのでこの名前がついたのでしょうか。北アメリカ原産で、白い花は
「白孔雀(しろくじゃく)」と呼ぶそうです。
本校では創立50周年記念事業で整備した校舎前花壇で咲いています。花言葉は「飾り気のない人」。なるほど!と思いました。 |
 2009/10/07 |
ススキ(芒、薄)
ご存じイネ科の代表選手?万葉集で「尾花」と詠まれ、秋の七草の一つに数えられています。日本人は十五夜の月見に萩とともに飾るなど、親しみをもって接してきました。かつては茅葺き屋根の材料に用いたり、家畜の餌として利用したので、集落の近くに定期的に刈り入れをするススキ草原があり、これを茅場(かやば)と呼んでいたそうです。グランド東側、外山の斜面に生い茂っていました。花言葉はナント「心が通じる」だそうです。 |
 2009/10/07 |
ヤマジノホトトギス(山路杜鵑草)
ユリ科で、山地に生える多年草です。白色で紫色の斑点のある花をつけます。山地の林内に生え、日本全土に分布するそうです。良く似た花に、ヤマホトトギスというのがあります。名前も似ていて紛らわしいですが、ヤマジノは開花が遅く、秋も深まってから咲くそうです。花も葉もそっくりなのですが、見分けるポイントは花びらの反りぐあいです。ヤマホトトギスの花びらは、もっと下へ反り返っているようです。体育館東側に、ひっそりと1本だけ咲いていました。 |