山形県酒田市立

松山中学校

Matsuyama Junior High School
13.ハルガヤ、スズメノカタビラ、オオイネノフグリ、ハナミズキ
ハルガヤ(春茅)
2010/05/12
ハルガヤ(春茅)

 イネ科の多年草で、ヨーロッパ北部、北アフリカ、北アジア原産。日本には明治の初めに牧草として輸入されたそうです。春早く出穂しているイネ科は多くないので,その時期にはイネ科としては目を引く存在です。
 香気があるのが特徴で、鼻を近づけてみるとすぐわかります。ただし、花粉症の人は要注意!です。標本のように乾燥させると、さらによい香りになります。是非お試しあれ!
スズメノカタビラ(雀の帷子)
2010/05/12
スズメノカタビラ(雀の帷子)

 イネ科の1年草。冬を越して越年草として振る舞うこともあります。帷子(カタビラ)というのは昔の着物のことで、この草の穂が着物の単衣に似ており、小さな雀の着物に見立てたのでしょうか?
 乾燥や踏みつけにも強く、世界中に分布し、南極大陸でも確認されているほどです。たとえ踏まれても「たくましく生きる姿」を、私たちも見習いたいと思います。 
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
2010/05/12
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

ゴマノハグサ科。ヨーロッパ原産で、1890年頃に東京に帰化したいわれています。路傍でよく見られ、早春からコバルト色の花を咲かせます。春の訪れを感じさせる花のひとつです。
名前の意味は、「大きな犬のフグリ」であり、フグリとはナント陰嚢(睾丸)の意味です。果実の形が陰嚢を連想させるとの意味ですが、同じ属にイヌノフグリがなければ、この花のイメージからはもっと可憐な名前がついたことでしょう!イヌノフグリの果実(刮ハ)は犬の睾丸に似ているということから名付けられましたが、オオイヌノフグリのはやや扁平であまり似ていません。ちなみに「イヌ」は「そこらじゅうにたくさんある」との意味で、イヌビエなど様々な植物名になっています。花言葉は「信頼」。
ハナミズキ
2010/05/14
ハナミズキ

 「まっちゅう自然館」2度目の登場!別名、アメリカヤマボウシ(山法師)北アメリカ原産で、1912年、当時の東京市からワシントンDCへ桜(ソメイヨシノ)を贈った際、1915年にその返礼として贈られ日比谷公園に植えられたのが始まりとされています。
 平成13年9月「創立50周年記念事業」の一環として、校舎前花壇整備(総額81万円)をしていただき、5本植えていただきました。今年も紅白の包葉(ザンネンながら花弁ではありません)が、とてもきれいです。一青 窈さんの歌を思わず口ずさみたくなる季節。今の誇れる松中が「100年続きますように」と願って止みません。花言葉はナント貞節。清純で可憐な美しさを感じますネ。
 
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