
2010/06/01 |
ルピナス(和名 ノボリフジ)
マメ科の多年草。ルピナスの名はオオカミに由来し、吸肥力が非常に強い特徴を貪欲な狼にたとえたものです。その性質をいかして、日本には明治時代に植物の肥料用作物として導入されたようです。現在はもっぱら園芸植物として栽培されています。花の様子がフジに似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれます。地中海沿岸地方や南北アメリカ、南アフリカなど広く200種以上が分布しています。古代には食用、飼料用として利用されていました。花言葉は「安らぎ」。
生徒が自宅の庭から摘んできました。ありがとうございます。
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2010/06/01 |
ライラック(紫丁香花 ムラサキハシドイ)
モクセイ科の落葉樹。バルカン半島からクリミア半島にかけての原産で、寒いところでもよく生育します。北海道で街路樹として植えられています。5月〜初夏に紫色・白色などの花を咲かせます。香りがとてもよく、香水の原料になります。
JR札幌〜旭川間の特急の名前が「ライラック」で、懐かしく思い出されます。しかしながら、2007年に変更され、現在は「スーパーカムイ」と呼ばれているようです。花言葉は「想い出」「初恋」。ピッタリです!これまた生徒宅からであります。感謝・感謝・感謝! |
 2010/06/01 |
インパチェンス(アフリカ鳳仙花)
ツリフネソウ科の一年草。ラテン語の「impatiens(不忍耐)」という意味で、熟した種に触れるとすぐに弾けることに由来し、花言葉の「短気」「目移りしないで」もこの性質にちなんでいるようです。
アフリカのタンザニアからモザンビークにかけての、海抜1800m以上の高原地帯が原産です。19世紀にヨーロッパに紹介され、その後オランダ、アメリカ、スイス、日本で改良が進み、多くの園芸品種が生み出されました。ホウセンカはこぼれ種で増えるほど丈夫な植物ですが、インパチェンスは、原産地が高冷地であるために高温多湿に弱く、東京より暖かい(暑い)地方では育てにくいそうです。半日陰の風通しのよいところがよいようです。中3理科「花粉管の観察」で大活躍します!
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 2010/06/01 |
ニューギニア・インパチェンス
原種は、ニューギニアの標高1200〜2000mの高地で発見されました。発見後それほど年月は経っていないようですが、品種改良が進み、最近では大量に出回るようになりました。園芸店でも、すっかりおなじみとなり、価格も下がって買いやすくなりました。宿根草(しゅっこんそう:地上部はその年に枯れますが、根が生きていて翌年芽を出す植物)ですが、暑さ寒さを嫌うので、年を越すとなるとすこし手間がかかります。夏の強い光線を嫌うので、梅雨明け後は半日陰のところで管理するか、遮光する必要があります。秋になったら室内に取り込んで、日の当たるところで管理すると、年をこせるでしょうか?インパチェンス同様、挿し木でもドンドン殖えます。是非お試しあれ!写真は生徒玄関です。 |