
【校章製作者メッセージ】
第一中学校は光ヶ丘丘陵の上に建ち、背後に万里の松原を擁しています。校章として「松」が最もふさわしいと思い、「松かさ」と「松葉」を基本に考えました。
若い紡錘形の松かさは一つひとつのひし形の片鱗がらせん状に巻いて四方八方につながっています。やがてそのかさが開き種子を飛ばします。これを、一直線というより、生徒たちが将来に向けて芽を出し先生や友達、地域のいろいろな人たちとの関わりをもちながら成長してゆく様子ととらえて、つけ根からのかさの八方向で表しました。
また、「中」の字の中心からかさがはじき出る勢い、外に向けて広がる力で生徒たちの夢と希望の希求を象徴しました。
さらに、松葉を左右両方向に伸びるように配置して、「一中」を意味づけました。
生徒たち一人ひとりがさまざまな関わりをとおして、自分の持つ可能性を伸ばし、夢と希望を育む学校になるように願っています。
齋 藤 豊