学校の歴史

 

昭和55年に学校の名前を一般募集し、「酒田市立富士見小学校」と決定しました。翌56年には開校式を行い、始業式・入学式が行われました。このときの児童数は417名で12学級でした。同じ年に、体育館やプールが完成し、11月15日に竣工記念式典で校章と校旗を披露しました。富士見小学校では、この日を創立記念日と定めました。

 校章の図案は、小林貞子氏が行い、原図の制作を、齋藤豊氏が行ってくださいました。57年には校歌制定発表会が行われました。この年の6月、酒田市の「学校の森づくりモデル事業を受け、初年度として生活環境課の指導の下に、父母・祖父母約40名の応援を得て全児童総出で小雨の中、グランド西側105mにわたり、タブ・マサキ・エノキ・シラカシなどを植樹しました。このときの植樹の合計は1700本にもおよびました。これから昭和60年まで、合計5240本の植樹が行われました。昭和62年には講演会の寄贈により、金管バンドが編成されました。

 平成に入り、創立10年記念式典では実行委員から飼育小屋を寄贈していただきました。平成5年には、児童増により学級数が増えたために不足分2教室をプレハブ校舎で増築しました。このときの児童数は456名で、14学級でした。また次の年も児童増によって1教室をプレハブ校舎で増築しました。平成7年には、増築校舎鉄筋コンクリート平屋建てを竣工し、プレハブ3教室は解体されました。また平成8年には「よい歯の学校表彰」優秀賞を受賞し、翌9年には2年連続の「よい歯の学校表彰」優秀校並びに「健康推進学校」優秀校のダブル受賞に輝きました。そして平成10年には「よい歯の学校」最優秀校を受賞しました。その翌年には「全日本学校保健優良校」として文部大臣賞を受賞しました。

 平成12年には、創立20年を記念して山形交響楽団と児童による音楽会が開かれました。また、児童の遊具の1つとして校庭東側に築かれた「ふじみっ子山」が寄贈されました。  平成16年には児童数534名で18学級になりました。翌17年には、「富士見安心隊」の発足式を行い、100名を超える隊員で見守り活動が始まりました。この年、「富士見祭り」が「学習発表会」へと移行しました。平成19年には、(株)旭硝子「10×10プロジェクト」より、防災ガラス232㎡の寄贈を受けました。

 平成22年には、創立30年記念式典が開催され、富士見コーラスと児童による合唱が披露されました。式典の最後には、式典参加者全員による「ふるさと」の大合唱で、富士見小学校創立30年の節目を祝いました。また、ターザンロープと、修復されたふじみっ子山が寄贈されました。平成25年には、体育館及び管理棟、南側校舎及びランチルーム、東側校舎の改修工事が行われ、翌26年に終了しました。平成27年には創立35年を迎え、児童数は387名で18学級になりました。