「温かさ」「自分から」の心に支えられた「心と学びの自立(将来の幸せ)」をめざし、よりよい生き方をみんなで探し合う
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若浜小学校の教育の基本姿勢です。これは、「教育効果を高めるスパイス」とも言えます。どの教育活動にも「温かさ」「自分から」の要素を盛り込み、「よりよい生き方」を探し出させることで、将来の幸せにつながることを願っています。
人は幸せになるために生まれてきます。そして、その幸せは、「より前向きに自分を高めようとする意欲や段階的な見通しをもち、試行錯誤(修正や改善)をしながら自己賞賛や相互賞賛を蓄積すること」を通し、自分で獲得、実感させていかせたいと考えます。「実生活に活かせる知識」「ベストな解決方法を見つける思考力」「相手とうまくつき合える対話力」など、教育は、そのような幸せに生きるための「よりよい生き方探し」に寄り添ってあげることです。子ども達の学びには、その「生き方探し」がより主体的で、協働的に進められることが求められています。
このようなアプローチを全活動で共通実践していくことにより、子ども達には「のり越える力(解決力)」「関係構築力」が自ずと獲得され、本校の教育目標である「自ら学び、考え、行動する子ども」に近づいていけるものと考えます。
また、「解決力のある集団」「考え続ける集団」の育成のためには、互いに支え合う「支持的風土」、言い換えると「温かさ」が必要です。安心して「自分の考え」を述べ合い、いろんな角度からの意見を重ね合わせてベストな解決方法を創り上げる喜びも大切にしていきたいものです。
教育は、子どもを中心として、家庭・地域・学校がそれぞれの立場から、手を携え合い、多くの愛情を込めて導いていく営みです。若浜小学校では、学校と家庭・地域が協力して子どもを育てる、「共育(ともいく)」をモットーとしています。今年度もご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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