「校歌」への願い
作詞を依頼された、山蔦氏は、当時の校長 松波榮夫先生にあてて次のように書いておられます。
拝啓、先日はお粗末申し上げました。「新堀小学校校歌」の作詞を御送り申しあげます。次のような心構えで作詞を致しました。即ち、
一 秀峰鳥海山の威厳を子どもらの一つの希望として仰がしめ、そのように正しく伸びるために学びに励む喜びを唱いました。そのたゆみない小学校の姿であります。
ニ 最上川の辺りで心身を鍛え、師の教えを守りながら、理想を胸にいだき、全校心をひとつに起ちあがる子どもたち、そこに一つのあこがれをもつ小学校であります。
三 そして、このような心をもって平和を築いていこうとする、うるわしい子どもたちの素直さを唱いました。
以上の如くでございます。先日御出下さいましたPTA会長さんと副会長さんへよろしく御鳳声下さいますよう。
9月11日 頓首
山蔦 正躬
松波 先生
玉案下 (文章は原文のまま) |
〒999-7773 山形県酒田市木川字アラコウヤ32番地 TEL.0234-93-2002 FAX.0234-93-2178
(C)copyright 酒田市立新堀小学校 All rights reserved.